前回のレッスンでは、フォーシーズンのうち、
サマータイプが似合う色と、サマータイプの特徴について解説しました。
サマータイプが似合う色は
- 明度が高め、彩度は低めのスモーキーな色
- ブルー〜パープルの幅広い色が似合う
- 派手すぎない色
でしたね。
このレッスンでは、前回使ったカラーパレットを使って
サマーカラーの配色について学びましょう。
まずは、配色を考えるときに便利な
サマーのベーシックカラーについてです。
サマーのベーシックカラー
グレー
サマーカラーには、グレーがよく調和します。
グレーを選ぶときは、黄みがかったグレーではなく、
ブルーグレーがおすすめ。
ライトグレーからチャコールグレーまで使えますが、
中明度以上のものを選ぶと良いでしょう。

ネイビー
サマーはパステルカラーが多いので、
ネイビーを入れると全体が引きしまり、大人っぽくなります。
ただし全体的に暗くなりすぎないように、
使う面積の広さに注意しましょう。

ホワイト
サマータイプをよりさわやかに演出してくれるのがオフホワイト。
どの色とも合うので、コーディネートしやすい色です。
ボトムスに持ってくるとおしゃれ感がアップします。
黄みがかったホワイトは顔がくすんで見えることもあるので、
選ぶときには注意しましょう。

ベージュ
一見、サマーにはベージュ似合わなそうですね。
確かに使える色は限られますが、中には調和する色もあります。
サマータイプは黄みがかった色ではなく、
ピンクベージュなどが良いでしょう。
どのベージュにしても、明るめのベージュが似合います。

サマータイプの配色
スプリングのときと同様に、
コーディネートをするときは3色でまとめるとうまくまとまります。
3色の配色例をピックアップします。
やわらかい色あいでまとめた配色。イエロー系は小物などで使っても◎

ビビッドなピンクにオフホワイトを配色して明るく。
このような明るい色にはベージュを合わせてもうまく調和します。
少し控えめで大人っぽい印象にしたいときには、ベージュを一緒に配色してください。

明るいパープルに無彩色を合わせた配色。
爽やかながら、上品な印象に。

使いやすいネイビーにブルーを配色して、落ち着いた上品な雰囲気に。

同系色のグリーンにイエローを配色。
配色に迷ったらこのように同系色を使うと上手にまとまります。

コーディネートのポイント
ネイビー、オフホワイト、グレーは、
サマータイプにとても合う色なので持っていると便利です。
これらの色にピンクやグリーン、パープルをうまく配色してみましょう。
全体的に甘くなりすぎたり、明るくなりすぎたときには
黒を使って引きしめてあげることもできます。

レッスン3-3、3-4ではサマータイプについて解説しました。
サマータイプはスプリングとは異なり、
淡く、涼しげな色合いが得意なことがわかりました。
配色もグラデーションのような配色で、
やわらかな色あいでまとまることに気がついたのではないでしょうか。
スプリングタイプとの違いをよく理解し、
調和する色、調和しない色をしっかり見極められると良いですね。
ショッピングのときにサマーカラーを探すなら、
- 明るめの色
- ブルーがかった色
- スモーキー感のある色
を意識して選ぶようにしてください。
次のレッスンからは、「オータム」について学習します。