Lesson3-2 スプリング(2)

このレッスンでは引き続き、スプリングタイプについて学びます。

Lesson3-1でスプリングタイプが似合う色を学んだので、
このレッスンではそれらの色をどのように組み合わせるか、
その配色について解説します。

前回のレッスンで学んだカラーパレットを用いて、
どのように配色すればおしゃれにまとまるのか、配色のコツを学びましょう。

スプリングタイプのベーシックカラー

まずは、スプリングのベーシックカラーを見てみましょう。
ベーシックカラーはどの色とも合わせやすいので、
知っていると配色のときに役立ちます。

ベージュ系

スプリングはベージュ系の色をベーシックカラーとして持っていると便利。
スプリングタイプの人が配色に迷ったら、
まずはベージュを取り入れてみましょう。

どのスプリングカラーとも合わせやすく、コーディネートしやすいです。
例えばベージュ系のトップスに、ターコイズのボトムスなど。

ブラウン

ブラウンは、より高明度、高彩色で透明感のあるものがよく調和します。
ブラウンをベーシックカラーに、
レッドやネイビーなどを配色すると、
スプリングらしい明るくやわらかな印象になります。

ホワイト

ホワイトはアイボリーなど黄みの入ったホワイトがよく調和します。

アイボリーは合わせる色によって
さわやかになったり、華やかになったりといろいろな印象を演出できます。

例えば、ネイビーを合わせれば清楚に、
グリーン系の色を合わせればさわやかに、
イエロー系を合わせれば元気な印象に。

スプリングタイプの配色

ここでは3色で配色するときの配色例をピックアップします。

3色で配色するときは、そのうちの2色を同系色にすると
センス良くまとまります。
これはスプリングに限らず、どのシーズンにも当てはまることです。

洋服のコーディネートは、3色で配色するとバランスが良くなります。
あまりたくさんの色を配色するのは難しいですし、
まとまりもなくなってしまいます。
配色例を参考に、組み合わせてみましょう。


アイボリーのベースに、ブラウン系やレッド系を配色。
女性らしくやわらかい印象に

スプリングらしいイエローを、同系色でまとめた配色。
さわやかで元気な印象に。

彩度の高いレッドやネイビーといった思わず目を引くような色でも、
スプリングタイプなら着こなせます。

ブルー系を入れるとさわやかな印象に。

靴やバッグにベーシックカラーのブラウン系を入れてみましょう。
大人っぽい印象に仕上がります。

コーディネートのポイント

ピンク系のセーター、アイボリーのバッグとシューズ、ゴールドのピアス。
イエローベースはゴールドのアクセサリーが似合うので、
覚えておきましょう。

黒はスプリングの色ではありませんが、
使いたい場合はバッグや靴などで取り入れることができます。
黒や白などの無彩色は基本的に、3色にカウントしなくて大丈夫です。


Lesson3-1、3-2では、スプリングタイプについて解説してきました。

スプリングタイプの特徴や、
スプリングタイプの良さを引き立てるカラーについて
理解できたのではないでしょうか。

ショッピングのときはたくさんのカラーが店頭に並びます。
スプリングタイプの色がどれかわからなくなったときには、

  • 黄みの入った色
  • 明るい色
  • 透明感のある色

を基準に選びましょう。

次のレッスンでは「サマータイプ」について解説します。