レッスン3では、シーズン別に似合う色や配色を解説していきます。
パーソナルカラーは、基本的に4シーズンに分けられます。
シーズンによって似合う色、似合わない色が異なり、
似合う色を身につけると肌の色がきれいに見えたり、
小顔に見える効果があります。
自分の中で「この色は似合わない」というのは誰にでもあります。
しかし、例えばピンク系でも、スプリングのピンク、サマーのピンク、
オータムのピンク、ウィンターのピンクがありますので、
それぞれ知っていれば自分に似合う色が必ず見つかるはずです。
また、コーディネートをするときに参考になるように、
シーズンごとの配色も学びましょう。
このレッスンでは、スプリングについて詳しく学んでいきます。
春に咲く花のようにキュート&軽やか【スプリング】
スプリングタイプのカラーからは、
- 可愛らしい
- 若々しい
- 華やか
- 派手
- 軽やか
- 健康的
といったイメージが上げられます。
スプリングタイプの特徴を生かす色はどのような色があるでしょうか。
下のカラーパレットで確認してみましょう。

スプリングのカラーは、やはり明るく華やかな色が多いですね。
スプリングの人は、イエローベースに分類されます。
イエローベースのシーズンはスプリングとオータムですが、
スプリングはオータムに比べ明度が比較的高く、
クリアな色が調和します。
春の花のように愛らしくて、明るい色が得意なタイプ。
他のシーズンの人では使いこなせないような派手な色ですら、
スプリングの人は可愛らしく着こなしてしまいます。
色相別では、ピンク系の色が似合う色が多いです。
それは、スプリングタイプの人は
肌に少しピンクみがある人が多いためうまく調和するのでしょう。

スプリングタイプの人が似合う色は明るい色が多いですが、
中には落ち着いた色も多くあります。
コーディネートをシックにまとめたいときは、
透明感のあるベージュがおすすめ。
また黄みのあるライトグレーなどもよく調和します。
ネイビーも合わせることができ、
顔まわりのシャツやスカーフに明るい色を持ってくると、
シャープかつエレガントにまとまります。
一方で、スプリングタイプは淡く弱い色が苦手で、
身につけると肌のハリがなくなり元気のない印象に。
また暗くてシャープな色は、色の強さに負けてしまい、
顔色を悪く見せてしまいます。
スプリングタイプの特徴
それでは、スプリングタイプの人にはどのような特徴が
見られるでしょうか。
一概には言えませんが、
スプリングタイプの人に多い傾向をパーツごとに解説します。

髪
明るい茶色で、毛が細くやわらかい。
明るい髪の色に染めても調和することが多い。
目
色が薄く、茶色。瞳がキラキラしている。
白目の色はクリーム色で、
黒目と白目のコントラストは比較的はっきりとしている。
目が大きく、くりっとした人が多い。
頬
温かみのあるオレンジ系で、明るく若々しい。
中にはそばかすがある人もいる。
唇
オレンジ系のピンク、ベージュ系など。
肌
黄みのある明るい肌。
ゆで卵のようにツヤと透明感がある。
日焼けをすると赤くなるか、きれいな小麦色に。
スプリングタイプの似合う色と、特徴を解説しました。
次のレッスンでは、
スプリングタイプの配色とコーディネート例について学びましょう。