Lesson6-4 骨格診断方法

前回までのレッスンで、骨格タイプ3種類について学びました。

自分の骨格タイプはこれだろうか・・・?
と大体の検討がついた人も多いのではないでしょうか。

骨格タイプはパッとみた感じの体型で判断すると間違えることが多いので、
全体の見た目と合わせて、肉感や骨の感じなども見て診断します。

骨格診断をしてみよう

ストレートタイプ、ウェーブタイプ、ナチュラルタイプに多い傾向を
それぞれまとめてあります。

一つ一つチェックして、自分のタイプを探ってみましょう。

チェックがもっとも多かったのが、あなたの骨格タイプになります。

ストレートタイプ

体の特徴(骨格)

  • 筋肉がつきやすい
  • 上半身にボリュームがある
  • 後頭部に丸みがある
  • 肌に弾力とハリがある
  • 鎖骨・肩甲骨が目立たない
  • 首が短め
  • 体の割に手と足が小さい
  • 手首の断面が丸に近い
  • 胸に厚みがある、鳩胸、バストトップが高め
  • ヒップの位置が高く、腰回りに肉がつきやすい
  • 太ももが肉感的
  • 膝の皿は小さく目立たない
  • 膝下はまっすぐで細い

コーディネートによる特徴

  • 定番のジャケット、スーツが似合う
  • ハリのあるシャツが似合う
  • やわらかい素材のものや大きめサイズのものを着ると、だらしなく見える
  • シワ加工を着るとだらしなく見える
  • ネックラインを開けるとスッキリする
  • 上質素材のスカーフが似合う

ウェーブタイプ

体の特徴(骨格)

  • 筋肉がつきにくい
  • 体の厚みが薄い
  • 下半身が太りやすい
  • 肌はフワフワしてやわらかい
  • 鎖骨・肩甲骨は細いがはっきり見える
  • 首が長め
  • 手首の断面が楕円
  • ヒップが低く、平たい
  • ウエストラインが長い
  • 膝下が太めで、O脚気味

コーディネートによる特徴

  • シャツよりブラウスが似合う
  • シンプルなニットが決まらない
  • 胸下に切り替えのある服が似合う
  • ロング丈よりもショート丈が似合う
  • 定番のジャケットよりもカーディガンや丸襟のジャケットが似合う
  • アンゴラやファーコートが似合う
  • ネックラインが大きく開いていると寂しい印象になる

ナチュラルタイプ

体の特徴(骨格)

  • 骨や関節が目立つ
  • 極端には太らない
  • 鎖骨・肩甲骨がはっきりと目立つ
  • 肩のラインが目立つ
  • 首が長めで筋が目立つ
  • ヒップが出ていない
  • 腰回りはまっすぐ
  • 膝の骨が大きい
  • すねの骨が大きい
  • くるぶしが大きい

コーディネートによる特徴

  • シンプル過ぎると寂しい印象になる
  • デニムが似合う
  • ざっくりニットが似合う
  • オーバーサイズを着るとこなれ感が出る
  • 大きなバッグが似合う
  • ワイドパンツが似合う
  • 着丈が長いものを着こなせる

診断するときは、体のラインがよくわかるものを着て、
姿見の前で自分をよく観察しましょう。
観察するときは、横向きも見ます。

自分の「このタイプかな」という思い込みは一旦横に置き、
客観的に観察することが大切です。
自分の全身を写真で撮ると、より客観的に診断できるでしょう。

意外と自分の本当の体型を把握していない人が多いので、
新しい発見があります。

診断で特に大切なポイントは、

  • 骨の大きさ(鎖骨や膝の皿)
  • 首の長さ
  • ヒップの高さと形

です。

このポイントを重点的に観察してください。

骨格診断は、似合う色が加味されていませんが、
ファッションを考える上で色はとても大切です。
パーソナルカラーと骨格診断をもとにファッションを選ぶときのポイントを、
次のレッスンから学習していきましょう。