前回のレッスンの続きで、
Lesson6からはそれぞれの骨格タイプの特徴と似合うファッションを
解説していきます。
「今は太り気味」「今はダイエットして痩せている」「加齢で体型が変わった」けれど、
骨格診断はできるのか?
という疑問を持つ方がいます。
骨格タイプは人が生まれ持った体型で、
痩せたり太ったり、また年齢による体型の変化があったとしても、
変わることはありません。
これから解説する3タイプの中から、
自分の骨格がどれに近いか確認してみましょう。
ストレートタイプ

ストレートタイプは、グラマラスでメリハリのあるボディです。
太るとりんご型になります。
ストレートタイプの全体的な特徴を確認していきましょう。
上半身
- 下半身よりも上半身の方がボリュームがあり、
立体的で厚みがある。 - 首は比較的短めで、鎖骨・肩甲骨はあまり目立たない。
下半身
- 腰が高めの位置にある。
- ヒップが立体的。
- ウエストラインがはっきりしている。
その他
- 筋肉がつきやすい。
- 骨ばっていない。
- 手首は細めで、断面にすると丸に近い形。
- 身体の割に手足が小さい。
ストレートタイプが似合うファッション
ストレートタイプは、シンプルでベーシックなデザインのものが似合います。
胸元をスッキリさせて、Iラインを作るようにコーディネートしましょう。
シンプル、ベーシック、上質、Iラインをキーワードに、
アイテムを選ぶと良いです。
素材、柄、小物類の似合うアイテムを確認していきましょう。
素材
ハリがある素材や、上質な素材のものが似合います。
ブランドもののスカーフなどを取り入れても良いでしょう。
やわらかい素材でラフなものは、だらしなく見えてしまいます。
麻素材や、シワ加工などカジュアルな素材も苦手です。
- コットン
- ウール
- シルク
- カシミヤ(下の写真)
- 革
- デニム

柄
大胆で大きめな柄が似合います。
規則的な柄でも、大きい柄のものを選びましょう。
例)細かいドット柄よりも、大きいドット柄を選ぶ
色のコントラストが効いたものも◎。
- ストライプ
- ドット
- 花柄
- アーガイル・チェック(下の写真)

小物類
小物類も、上質な素材のものを選びましょう。
迷ったら直線的なデザインを選ぶというのも一つの方法です。
アクセサリー
高級感があり、大ぶりなものが似合います。
ゴールド、プラチナ、本真珠など。

バッグ
「カッチリしたバッグ」「マチが広く大きめのもの」「ケリーバッグやバーキン」
などが似合います。
大きめで上質な革素材がおすすめ。
逆に、華奢なバッグは合わせるのが難しいでしょう。

靴
シンプルでベーシックなものを。
装飾のないローファー、パンプス、ショートブーツなど。
ストレートタイプのファッションスナップ
ストレートタイプは、
トレンチコートやレザージャケットなどがよく似合います。
このスナップでは、
バッグをレザーバッグにしてラフになりすぎないようにしています。
足元は、シンプルなショートブーツが似合っていますね。
パンツはストレートでスッキリと。
このスナップのように、全体がIラインになるように意識しましょう。
ストレートヘアも、ストレートタイプにはとてもよく似合うヘアスタイルです。

ストレートタイプの特徴について
解説しました。
シンプルでベーシックなスタイルが多かったですね。
ストレートタイプはきちんとしたアイテムが多いですが、
ほどほどに着くずすとこなれ感が出ます。
(ただし、着くずしすぎるのは似合わないので注意)
例えば、ハリのあるシャツの袖をまくるだけでもおしゃれです。
次のレッスンは、
ウェーブタイプについてです。