前回のレッスンでは、
オータムカラーとオータムタイプの特徴を解説しました。
このレッスンでも引き続き、
オータムタイプについて学習していきましょう。
オータムは秋のように落ち着いた深い色が得意で、
大人っぽく洗練された雰囲気があります。
前回使ったオータムのカラーパレットを使って、
まずはオータムのベースカラーを見ていきましょう。
オータムのベーシックカラー
オータムのベーシックカラーを3つピックアップしました。
ブラウン
ブラウンはオータムにとてもよく調和する色です。
どのシーズンタイプよりも、
オータムタイプがブラウンをもっとも素敵に着こなすことができます。
他のオータムカラーともよく調和しますので、
色の配色に迷ったら、まずはブラウンを取り入れれば間違いありません。
薄いブラウンからダークブラウンまで、
広範囲のブラウンを合わせることができます。

ベージュ
ベージュはブラウン同様、その他のオータムカラーのどの色とも調和します。
黄みの入ったベージュやサンドベージュなどを取り入れてみましょう。
ベージュはブラウンに比べ明るいので、
全体を明るくまとめたいときにも合わせることができます。

ホワイト
ピュアホワイトよりも、
アイボリーのような黄みの入ったホワイトを。
オータムは深みのある色が多いので、重くなりがちです。
アイボリーのように明るい色を入れると、
軽やかな印象になります。

オータムのベーシックカラーでまず大切なのはブラウン。
しかし、それ以外にもベーシックカラーはたくさんあります。
例えばネイビーなども、色を選べば調和します。
黒を使いたいときは、マット感のある黒を選びましょう。
赤みや黄みが入った明度の低いグレーも、
オータムのベーシックカラーになります。
オータムカラーの配色
ブラウンのワンカラー配色。
少しまとまりすぎる場合は、グリーンなどを合わせても◎

イエローを配色すると元気で明るい雰囲気になります。

レッドを入れると華やかな雰囲気に。
アクセントカラーとして小物で入れるのもおすすめ。

オータムが使えるブルーもあります。
ブラウン×ブルーは洗練された印象を与えます。

コーディネートのポイント
ブラウンはとてもオータムに似合いますが、
頼りすぎるとワンパターンに。
そこで、イエロー系やグリーン系などを上手に取り入れると、
コーディネートに磨きがかかります。
ぼんやりとした配色になってしまったときは、
黒を入れて引きしめても良いでしょう。

レッスン3-5、3-6は、オータムについて解説しました。
ショッピング中にオータムカラーを探すときは、
- 暗めで深みのある色
- 濁りがあって淡すぎない色
- 黄みのある色
を見つけましょう。
これらの要領をおさえておけば、色選びで迷うことはないでしょう。
次のレッスンは、「ウインター」についてです。