Lesson3-6 オータム(2)

前回のレッスンでは、
オータムカラーとオータムタイプの特徴を解説しました。

このレッスンでも引き続き、
オータムタイプについて学習していきましょう。

オータムは秋のように落ち着いた深い色が得意で、
大人っぽく洗練された雰囲気があります。

前回使ったオータムのカラーパレットを使って、
まずはオータムのベースカラーを見ていきましょう。

オータムのベーシックカラー

オータムのベーシックカラーを3つピックアップしました。

ブラウン

ブラウンはオータムにとてもよく調和する色です。
どのシーズンタイプよりも、
オータムタイプがブラウンをもっとも素敵に着こなすことができます。

他のオータムカラーともよく調和しますので、
色の配色に迷ったら、まずはブラウンを取り入れれば間違いありません。

薄いブラウンからダークブラウンまで、
広範囲のブラウンを合わせることができます。

ベージュ

ベージュはブラウン同様、その他のオータムカラーのどの色とも調和します。

黄みの入ったベージュやサンドベージュなどを取り入れてみましょう。
ベージュはブラウンに比べ明るいので、
全体を明るくまとめたいときにも合わせることができます。

ホワイト

ピュアホワイトよりも、
アイボリーのような黄みの入ったホワイトを。

オータムは深みのある色が多いので、重くなりがちです。
アイボリーのように明るい色を入れると、
軽やかな印象になります。

オータムのベーシックカラーでまず大切なのはブラウン。
しかし、それ以外にもベーシックカラーはたくさんあります。

例えばネイビーなども、色を選べば調和します。
黒を使いたいときは、マット感のある黒を選びましょう。

赤みや黄みが入った明度の低いグレーも、
オータムのベーシックカラーになります。

オータムカラーの配色

ブラウンのワンカラー配色。
少しまとまりすぎる場合は、グリーンなどを合わせても◎

イエローを配色すると元気で明るい雰囲気になります。

レッドを入れると華やかな雰囲気に。
アクセントカラーとして小物で入れるのもおすすめ。

オータムが使えるブルーもあります。

ブラウン×ブルーは洗練された印象を与えます。

コーディネートのポイント

ブラウンはとてもオータムに似合いますが、
頼りすぎるとワンパターンに。

そこで、イエロー系やグリーン系などを上手に取り入れると、
コーディネートに磨きがかかります。

ぼんやりとした配色になってしまったときは、
黒を入れて引きしめても良いでしょう。


レッスン3-5、3-6は、オータムについて解説しました。

ショッピング中にオータムカラーを探すときは、

  • 暗めで深みのある色
  • 濁りがあって淡すぎない色
  • 黄みのある色

を見つけましょう。
これらの要領をおさえておけば、色選びで迷うことはないでしょう。

次のレッスンは、「ウインター」についてです。