コラム④

知っておきたい服装マナー

大人の女性は、TPOに合わせて服を選ぶ必要があります。

例えば、次のようなシーンで着る服が日常的に必要になります。

  • 会社で着る服
  • 仕事で取引先の人に会うときの服
  • 子どもの学校行事などで着る服
  • 子どもと遊んだり趣味で使うカジュアル服

学校行事では校風やしきたりによって、仕事では会社の社風や仕事内容によって、
それぞれ必要になってくる服は多少は異なりますが、基本を知っておくことはとても大切です。

自分の認識が基本的マナーとズレていないか、
今一度確認してみましょう。

オフィスカジュアル

内勤での作業や、社内スタッフとの打ち合わせのときに着る服。
ジャケットは不要なことが多いです。

きれいめのデニムならOK、スニーカーもOKの会社もあります。

  • ワンピース
  • ブラウス+きれいめパンツorスカート
  • カーディガン
  • パンプス
  • バレエシューズ

ビジネス

取引先への訪問や商談、社内外の重要な会議などには、
ビジネススタイルの服装が必要です。

基本的に、ジャケットはマストアイテム。
特に社外の人に会うときは、必ずジャケットを着用しましょう。

オフィスカジュアルのスタイルに、ジャケットをはおればOKです。

会社や仕事内容によっては、
スーツの着用が求められることもあります。

セミフォーマル

入学式、卒業式などの学校行事や、
記念式典などのセレモニー、レセプション、展示会などは、
フォーマルな服装をする必要があります。

  • スーツスタイル
  • 上質なジャケット+上質なワンピース
  • 上質なジャケット+ブラウス+スカートorパンツ

フォーマル

結婚式、お葬式などの冠婚葬祭は、もっともフォーマル度が高いシーンです。

  • ドレス
  • 喪服

結婚式で着るドレスは、「白を選ばない」「つま先が出ている靴を履かない」
「肌を露出しすぎない」「革製品を使わない」など、細かなマナーがあります。
出席する前に確認し直しましょう。

TPPOってなに?

TPOは、「Time(時)、 Place(場所) Occation(場合)」の略ですが、
それに「Person(人)」を足してTPPOという言葉があります。

つまり、TPPOは「誰と」会うかも考えて服装を決めることです。

例えば、取引先の人と打ち合わせがあるとします。
服装マナーだけで考えると、
きれいめジャケット+ワンピースといった服装でOKです。

しかし、その日に会うのはファッションにこだわりがある、
いつも華やかな服装をしている女性だったらどうでしょうか。

それなら、ジャケットの下に着るワンピースを、
流行を意識した華やかさのあるデザインのものにしてみよう。
でもジャケットはスタンダードなものにして、礼儀はわきまえよう。

と、コーディネートを考えることができます。

これは「あなたのことを思っています」という、
相手への敬意を表す行為になります。
その思いはきっと、相手に伝わるはずです。

ぜひTPOと合わせて、「誰に」会うかも考えてコーディネートするようにしてみてください。