知っておきたい服装マナー
大人の女性は、TPOに合わせて服を選ぶ必要があります。
例えば、次のようなシーンで着る服が日常的に必要になります。
- 会社で着る服
- 仕事で取引先の人に会うときの服
- 子どもの学校行事などで着る服
- 子どもと遊んだり趣味で使うカジュアル服
学校行事では校風やしきたりによって、仕事では会社の社風や仕事内容によって、
それぞれ必要になってくる服は多少は異なりますが、基本を知っておくことはとても大切です。
自分の認識が基本的マナーとズレていないか、
今一度確認してみましょう。
オフィスカジュアル
内勤での作業や、社内スタッフとの打ち合わせのときに着る服。
ジャケットは不要なことが多いです。
きれいめのデニムならOK、スニーカーもOKの会社もあります。
- ワンピース
- ブラウス+きれいめパンツorスカート
- カーディガン
- パンプス
- バレエシューズ
ビジネス

取引先への訪問や商談、社内外の重要な会議などには、
ビジネススタイルの服装が必要です。
基本的に、ジャケットはマストアイテム。
特に社外の人に会うときは、必ずジャケットを着用しましょう。
オフィスカジュアルのスタイルに、ジャケットをはおればOKです。
会社や仕事内容によっては、
スーツの着用が求められることもあります。
セミフォーマル
入学式、卒業式などの学校行事や、
記念式典などのセレモニー、レセプション、展示会などは、
フォーマルな服装をする必要があります。
- スーツスタイル
- 上質なジャケット+上質なワンピース
- 上質なジャケット+ブラウス+スカートorパンツ
フォーマル
結婚式、お葬式などの冠婚葬祭は、もっともフォーマル度が高いシーンです。
- ドレス
- 喪服
結婚式で着るドレスは、「白を選ばない」「つま先が出ている靴を履かない」
「肌を露出しすぎない」「革製品を使わない」など、細かなマナーがあります。
出席する前に確認し直しましょう。
TPPOってなに?

TPOは、「Time(時)、 Place(場所) Occation(場合)」の略ですが、
それに「Person(人)」を足してTPPOという言葉があります。
つまり、TPPOは「誰と」会うかも考えて服装を決めることです。
例えば、取引先の人と打ち合わせがあるとします。
服装マナーだけで考えると、
きれいめジャケット+ワンピースといった服装でOKです。
しかし、その日に会うのはファッションにこだわりがある、
いつも華やかな服装をしている女性だったらどうでしょうか。
それなら、ジャケットの下に着るワンピースを、
流行を意識した華やかさのあるデザインのものにしてみよう。
でもジャケットはスタンダードなものにして、礼儀はわきまえよう。
と、コーディネートを考えることができます。
これは「あなたのことを思っています」という、
相手への敬意を表す行為になります。
その思いはきっと、相手に伝わるはずです。
ぜひTPOと合わせて、「誰に」会うかも考えてコーディネートするようにしてみてください。