Lesson9-1 ファッションとパーソナリティー

Lesson8までは、パーソナルカラーと骨格診断について
学習してきました。

自分のパーソナルカラーや骨格タイプを知ったことで、
新たな気づきがあったのではないでしょうか。

しかし一方では、パーソナルカラーと骨格診断にもとづくファッションを見ても、
「これは自分には似合わないのでは?」
「これは私の好みじゃない」

と思った人もいるはずです。

または、パーソナルカラーと骨格診断にもとづくファッションを実際にしてみたら、
相手に間違えた印象を与えてしまったということもありえます。
例えば、あなたはとても明るい性格なのに、
「○○さんは、もっと大人しい性格の人なのかと思っていた」
と、自分の性格と逆のことを相手に言われるなどです。

どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?

それは、あなたの性格と、服のイメージが合っていないということが理由の一つかもしれません
つまり、自分らしくない格好をしてしまっているということです。

例えば、いつも明るく、仕事ができて、後輩に慕われている人がいたとします。
服装は明るい色のオフィスカジュアルで、華やかさがあります。
その人がいると、その場の雰囲気が良くなる、そんなタイプの人です。

その人が昇進してマネージャーになった途端、
マネージャーらしく見せようとブラックスーツなどのダークスーツばかり着ていたらどうでしょうか。
それまで慕っていた後輩も、なんとなく近寄りづらくなってしまうかもしれません。
ましてその人の性格を全く知らない新人なら、
第一印象は「なんだか怖そうな上司」となってしまいそうです。

自分の性格と合わない服装をしていると、本当の自分が相手に伝わりづらく、
ものごとがスムーズに進まなくなるということがあります。

パーソナルカラーと骨格診断は、
似合うファッションを見極めるのにとても大切な要素ですが、
それに「自分らしさ」という要素を加えてコーディネートをすることもポイントなのです。

自分の性格を知る

自分らしさを表現するには、
まずは自分の性格を知ることが必要です。

自分の性格タイプをチェックしてみましょう
Aタイプ〜Dタイプのうち、どのタイプに多く当てはまりますか?

Aタイプ

  • 社交的
  • 明るい性格だと思う
  • ムードメーカーと言われることが多い
  • 束縛されるのが苦手。自由が好き
  • 面白いことや楽しいことが大好き
  • 「いつも元気でいいね」と言われる
  • 人と違うことが好き
  • 自分の気持ちや直感を大切にする
  • ポップな柄やキャラクターが好き

Bタイプ

  • オーガニック商品が好き
  • いつも自然体でいたい
  • 自然と触れ合いたい
  • 落ち着いた性格だと思う
  • 常識は大切
  • 物事を冷静に分析・判断するほうだ
  • 少し頑固なところがある
  • 慎重に行動する。衝動的ではない
  • 安定志向

Cタイプ

  • 協調性を重んじる
  • 人を思いやることが大切だ
  • 「やさしい」と言われる
  • 物腰が穏やかなほうだと思う
  • 控えめな性格だと思う
  • 献身的だ
  • やさしい雰囲気の服が好き
  • フワッとしたバッグやスカートにひかれる
  • 周囲の人に気を配る方だ

Dタイプ

  • 「クールだね」と言われることが多い
  • リーダーシップがある
  • 行動力がある
  • 決断力がある
  • 曖昧なことが好きではない
  • 目的を明確にしたい
  • 効率を重視するほうだ
  • ものごとをはっきりと伝える
  • すっきりとシンプルなデザインや、モノトーンが好き

どのタイプにもっともチェックが多かったでしょうか?

A:キュートタイプ  

B:ナチュラル(自然派)タイプ 

C:フェミニンタイプ 

D:クールタイプ

もっともチェックが多かったところが、
あなたの性格のメインタイプとなります。

ただし、他にもチェックが多かったタイプがある場合は、
それもあなたの性格の要素の一つとなります。

多くの人は、はっきりと一つに絞れないことが多いので、
心配しないでください。

メインの性格タイプと、
その次にチェックが多くついた性格タイプを合わせて服を選ぶと、
より自分の性格にマッチしたファッションコーディネートができます。

それでは次のレッスンから、4つの性格に合うそれぞれのファッションを
解説していきます。