
Lesson8までは、パーソナルカラーと骨格診断について
学習してきました。
自分のパーソナルカラーや骨格タイプを知ったことで、
新たな気づきがあったのではないでしょうか。
しかし一方では、パーソナルカラーと骨格診断にもとづくファッションを見ても、
「これは自分には似合わないのでは?」
「これは私の好みじゃない」
と思った人もいるはずです。
または、パーソナルカラーと骨格診断にもとづくファッションを実際にしてみたら、
相手に間違えた印象を与えてしまったということもありえます。
例えば、あなたはとても明るい性格なのに、
「○○さんは、もっと大人しい性格の人なのかと思っていた」
と、自分の性格と逆のことを相手に言われるなどです。
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
それは、あなたの性格と、服のイメージが合っていないということが理由の一つかもしれません。
つまり、自分らしくない格好をしてしまっているということです。
例えば、いつも明るく、仕事ができて、後輩に慕われている人がいたとします。
服装は明るい色のオフィスカジュアルで、華やかさがあります。
その人がいると、その場の雰囲気が良くなる、そんなタイプの人です。
その人が昇進してマネージャーになった途端、
マネージャーらしく見せようとブラックスーツなどのダークスーツばかり着ていたらどうでしょうか。
それまで慕っていた後輩も、なんとなく近寄りづらくなってしまうかもしれません。
ましてその人の性格を全く知らない新人なら、
第一印象は「なんだか怖そうな上司」となってしまいそうです。

自分の性格と合わない服装をしていると、本当の自分が相手に伝わりづらく、
ものごとがスムーズに進まなくなるということがあります。
パーソナルカラーと骨格診断は、
似合うファッションを見極めるのにとても大切な要素ですが、
それに「自分らしさ」という要素を加えてコーディネートをすることもポイントなのです。
自分の性格を知る
自分らしさを表現するには、
まずは自分の性格を知ることが必要です。
自分の性格タイプをチェックしてみましょう
Aタイプ〜Dタイプのうち、どのタイプに多く当てはまりますか?
Aタイプ
- 社交的
- 明るい性格だと思う
- ムードメーカーと言われることが多い
- 束縛されるのが苦手。自由が好き
- 面白いことや楽しいことが大好き
- 「いつも元気でいいね」と言われる
- 人と違うことが好き
- 自分の気持ちや直感を大切にする
- ポップな柄やキャラクターが好き

Bタイプ
- オーガニック商品が好き
- いつも自然体でいたい
- 自然と触れ合いたい
- 落ち着いた性格だと思う
- 常識は大切
- 物事を冷静に分析・判断するほうだ
- 少し頑固なところがある
- 慎重に行動する。衝動的ではない
- 安定志向

Cタイプ
- 協調性を重んじる
- 人を思いやることが大切だ
- 「やさしい」と言われる
- 物腰が穏やかなほうだと思う
- 控えめな性格だと思う
- 献身的だ
- やさしい雰囲気の服が好き
- フワッとしたバッグやスカートにひかれる
- 周囲の人に気を配る方だ

Dタイプ
- 「クールだね」と言われることが多い
- リーダーシップがある
- 行動力がある
- 決断力がある
- 曖昧なことが好きではない
- 目的を明確にしたい
- 効率を重視するほうだ
- ものごとをはっきりと伝える
- すっきりとシンプルなデザインや、モノトーンが好き

どのタイプにもっともチェックが多かったでしょうか?
A:キュートタイプ
B:ナチュラル(自然派)タイプ
C:フェミニンタイプ
D:クールタイプ
もっともチェックが多かったところが、
あなたの性格のメインタイプとなります。
ただし、他にもチェックが多かったタイプがある場合は、
それもあなたの性格の要素の一つとなります。
多くの人は、はっきりと一つに絞れないことが多いので、
心配しないでください。
メインの性格タイプと、
その次にチェックが多くついた性格タイプを合わせて服を選ぶと、
より自分の性格にマッチしたファッションコーディネートができます。
それでは次のレッスンから、4つの性格に合うそれぞれのファッションを
解説していきます。