Lesson8では、パーソナルカラーと骨格診断で選ぶ男性のファッションについて
学習しているところです。
このレッスンでは、男性のウェーブタイプの特徴と、
似合うファッションを、パーソナルカラーを交えながら見ていきましょう。
ウェーブタイプ
男性のウェーブタイプは、
体全体に厚みがなく、筋肉も少なめです。
筋トレをしても筋肉がつきにくいタイプです。
そのせいか、肌の質感も、やわらかめの人が多いようです。
首は長めで、全体的なラインも細めです。
なで肩が特徴で、
骨は細めです。肩甲骨や背骨はあまり目立ちません。
上半身よりも、下半身の方がしっかりしています。
とてもスマートな体型と言えるでしょう。
男性のウェーブタイプが持つ悩みとしては、
足が短く見えたり、体が華奢に見えてしまうことが挙げられます。
ウェーブタイプが似合うファッション

スマートでスタイリッシュな体型を生かすには、
コンパクトサイズのアイテムを選ぶことです。
華奢な体を隠そうと、大きめのデザインを着てしまうのは、
服ばかり目立ちすぎてしまうのでNGです。
また、ストレートタイプが似合うようなシンプルすぎるデザインでは、
寂しい印象になってしまうのがウェーブタイプ。
柄の入ったデザインを着ると良いアクセントになります。
ウェーブは下半身がしっかりしているので、
細身のパンツを合わせるとバランスが良くなります。
ジャケットスタイル①
ウェーブタイプがジャケットスタイルをするなら、
コンパクトサイズのジャケットを選びましょう。
少し光沢のある生地のジャケットなど、
存在感のあるデザインのものが良いです。
ジャケットスタイルはウェーブタイプにはシンプルすぎてしまうので、
インナーにボーダーなど柄ものを着ると◎
ウェーブタイプが似合うボーダーは、
細い線のボーダーか、色のコントラストが弱いもの。
ボトムスはテーパードパンツかストレートパンツで、
なるべく細身のデザインでバランスを取りましょう。
全体をブルー系で統一した爽やかなファッション。
サマータイプやウインタータイプに似合います。

ジャケットスタイル②
こちらもインナーにボーダーを合わせたコーディネート。
コンパクトサイズのブラックのジャケットに
スリムタイプのデニムを合わせたスタイル。
全体的にスリムでスタイリッシュな雰囲気です。
足元もコンパクトサイズのスニーカー。
白いスニーカーを履くと、軽快な印象になります。
トップスの色は黒。
ウインタータイプにおすすめのコーディネートです。
黒はウインタータイプ以外の人も使っても良いですが、
使う面積が広いと色に負けてしまうことがあります。
ウインタータイプ以外の人は、使う面積を小さくするか、
顔から遠いところ(ボトムスや靴など)で使うと良いでしょう。

ジャケットスタイル③
ギンガムチェックは、ウェーブタイプが得意な柄です。
細かい柄のものが良いでしょう。
シンプルなジャケパンスタイルも、
このようにインナーにギンガムチェックのシャツを合わせれば、
上半身が寂しい印象になりません。

シャツ
カジュアルなシャツを、チノパンでカジュアルに着こなします。
足元はコンパクトサイズのスウェードの靴を。

セーター
ウェーブタイプが似合うニットは、
首の長さを引き立ててくれるクルーネックタイプです。
薄手で伸縮性のあるものが似合います。
くすんだ色みはサマータイプにおすすめ。
ニットの下にシャツを着ても◎。
ボトムスは細身のストレートパンツを。
きれいめな格好にきれいめなスニーカーを合わせ、
少しだけカジュアルダウン。
肌寒いときに首元にマフラーを巻くなら、
薄手で短めのものを。
素材はウールやコットンなどが良いでしょう。

バッグ
ウェーブタイプはナイロン素材のリュックが似合います。
あまり大きすぎるデザインは似合わないので、
マチが狭めで普通サイズのものを選びましょう。
男性の場合、バッグの色はベーシックカラーで合わせるのが基本です。
落ち着いた色で上質な素材を選べば、
スーツにも、カジュアルにも使えます。

靴
ウェーブタイプは、スウェード素材の小物が似合いますが、
靴も例外ではありません。
黒やブラウンなどのベーシックカラーが使いやすいですが、
明るい色でコーディネートにアクセントをつけても良いでしょう。

腕時計
ウェーブタイプの腕時計は、フェイスが小さめのものが◎。
フェイスの形は四角、丸、両方似合います。
ごついデザインの時計が似合わないので、
シンプルでコンパクトなものが良いでしょう。
素材は表革やメタルバンドなど。

男性のウェーブタイプが似合うファッションと、
パーソナルカラーについて解説しました。
ウェーブタイプのスタイリッシュな体型に合うのは、
コンパクトサイズのアイテムであることがわかりましたね。
男性のパーソナルカラーでは、
ベーシックカラーのアイテムを2〜3色でコーディネートするのがおしゃれです。
パーソナルカラーで色を選ぶ場合は、
ベーシックカラーのものを集めてみましょう。
コーディネートに慣れてきたら、
さし色でベーシックカラー以外の色を使っても良いでしょう。
その際、靴や帽子など、
小さい部分で使うのがコーディネートのコツです。
次のレッスンでは、パーソナルカラー×ナチュラルタイプのファッションを
学習していきます。